YouTubeで人気の「THE FIRST TAKE」で注目を浴びたアーティストは？

YouTubeといえばMVなどの音楽視聴コンテンツとしても人気ですが、その中でも異彩を放っているのが『THE FIRST TAKE』ではないでしょうか。THE FIRST TAKE とはマイクだけが用意された部屋で一発撮りの緊張感の中アーティストが本気の歌唱をするチャンネルです。その姿に多くの視聴者の心が揺さぶられています。筆者もチャンネル登録をして毎回楽しみに視聴しています。

このFIRST TAKEで注目を集め、他の音楽配信サイトでも再生回数が増えるという事もよくあります。そこで今回は『THE FIRST TAKE』の再生回数トップ5を紹介し、どのアーティストが注目を集めているのかまとめていきます！

再生回数トップ5

2019年11月5日のチャンネル開設以来、2023年2月15日時点で291曲がTHE FIRST TAKEで公開されています。その中でも再生回数が多いのは

1位『猫』　北村匠海（DISH//）

2位:『紅蓮華』　LiSA

3位:『ドライフラワー』　優里

4位:『群青』　YOASOBI

5位:『再会 (produced by Ayase)』　LiSA×Uru

となっています。順番に楽曲紹介を再生回数と共にしていきます！

再生回数1位:『猫』　北村匠海（DISH//）

THE FIRST TAKEといえばこの曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。総再生回数は197,004,767回を記録しています。

シンガーソングライター・あいみょんが作詞作曲し、DISH//がアコースティックバージョンにリアレンジ。ボーカルの北村がソロで披露しました。

公開後オリジナル楽曲がストリーミングチャートでも急上昇を果たし、2020年を代表するヒット曲となり、『THE FIRST TAKE ver.』として初の音源化もされ、累計ストリーミング再生数は合算で2億回を突破しました。

再生回数2位:『紅蓮華』　LiSA

2位はTVアニメ『鬼滅の刃』のオープニング曲でもある紅蓮華がランクインしました。総再生回数は129,001,535回を記録しています。

2019年12月6日に公開されたこの動画は、2021年2月に再生回数1億回を突破しました。MVではない音楽コンテンツがYouTubeで1億回再生を突破するのは異例の記録であり、「THE FIRST TAKE」としては前述の『猫』に次ぐ2作目です。

もともと大人気だった「紅蓮華」を、ピアノアレンジで披露したことで話題となり、THE FIRST TAKE史上最速で100万回再生を突破。SNSでもはじめてトレンド入りを果たすなど旋風を巻き起こしました。

再生回数3位:『ドライフラワー』　優里

3位はシンガーソングライターの優里の代表曲『ドライフラワー』がランクインしました。総再生回数は110,460,363回を記録しています。

優里はアーティストの自宅やプライベートスタジオから一発撮りで届けるTHE FIRST TAKE内のコンテンツ「THE HOME TAKE」で『かくれんぼ』を披露しており、再生数が600万回を超えています。ちなみに、『ドライフラワー』は、『かくれんぼ』のアフターストーリーとして女性目線の歌詞で描かれています。ドライフラワーがSNSでバズり、年末の紅白歌合戦の出場も確実と言われていましたが、落選。そのことに対して批判の声が多く寄せられる事態にもなりました。

再生回数4位:『群青』　YOASOBI

4位はコンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる「小説を音楽にするユニット」YOASOBIの『群青』がランクインしました。総再生回数は84,274,384 回を記録しています。

『群青』は山口つばさの漫画『ブルーピリオド』にインスパイアされた楽曲で、バンドメンバー4人と共に、合唱パートをikuraが所属するぷらそにかのメンバーが担当し演奏しました。このFIRST TAKE出演前の2020年5月にikura1人で「THE HOME TAKE」で『夜に駆ける』を歌唱した姿が話題となっていました。

再生回数5位:『再会 (produced by Ayase)』　LiSA×Uru

第5位には「THE FIRST TAKE」がきっかけで制作された、LiSAとUruのユニットソング『再会 (produced by Ayase)』がランクインしています。総再生回数は62,842,999 回を記録しています。

『再会（produced by Ayase）』は、YOASOBIのコンポーザーであるAyaseが書き下ろしたウインターソングで、THE FIRST TAKEでも使用されているソニーのヘッドホン「1000Xシリーズ」のCMソングとして使用されていました。声質の異なる2人をAyaseがうまく楽曲に落とし込み、非常に素晴らしい作品となっています。