血糖おじさんという名前を聞いたことはあっても何者か分からない人は多いのではないでしょうか?

この記事では血糖おじさんについてや炎上の理由、怪しいのかどうかに加え、血糖おじさんの大学や病院まで紹介していきます。

血糖おじさんとは?

血糖おじさんはYouTube「血糖おじさんのセルフ治療」で糖尿病や血糖値、ダイエットに関する情報を中心に発信している現役の医師です。糖尿病を専門領域とし、血糖値のコントロールや肥満、生活習慣病などについて、一般の人にも理解しやすい形で伝えることに力を入れています。動画やSNSの内容は、検査値の見方や血糖値が上がりやすい習慣、少しの工夫でできる食事のポイントなど、日常生活に直結するものが多く、受診の合間にヒントを得たい人にとっては、役に立ちそうなトピックが並んでいます。

血糖おじさんはなぜ炎上した?

血糖おじさんが炎上した理由として考えられるパターンはいくつかあります。実際に匿名で血糖おじさんの勤務先の病院や日本糖尿病学会への投書が届くほど。これを受け血糖おじさんは謝罪動画も出しています。

なぜ一気に批判が広がったのかを見ていきます。

発言が極端すぎる

たとえば「白米は毒」「砂糖は今すぐやめなさい」といった断定的なメッセージやサムネイルはインパクトがあり、ショート動画やSNSではバズりやすい表現です。ただし、現実には体質や生活習慣によって適量は変わりますし、医療ガイドラインともズレた言い回しになることが少なくありません。

こうした極端なメッセージは、医師や栄養士から「科学的根拠が乏しい」と指摘され、そこから炎上につながりやすくなります。

出典元:血糖おじさんのセルフ治療

不安をあおる発信方法

「あなたもこのままだと糖尿病予備軍かもしれません」「日本人はほとんどが隠れ高血糖です」など、視聴者の不安を強く刺激する言い回しは、注意喚起というよりも恐怖マーケティングに見えてしまうことがあります。不安をあおった直後に、特定の商品やサプリ、検査キットなどを紹介していた場合、「あれ、これは不安につけ込んで商品を売りたいだけでは?」という印象を与えやすく、それが批判の大きなきっかけになることもあります。

専門家からの公開反論

医師や研究者、管理栄養士などが動画やブログで「この人の言っていることはここが間違い」「このデータの読み方は不適切」といった形で具体的に反論すると、一気に注目が集まり炎上が加速していきます。

血糖おじさんが怪しいと言われる理由

血糖おじさんのような健康系インフルエンサーが「怪しい」と言われてしまう背景には、いくつか共通する特徴があります。

ここでは、血糖おじさんが怪しいと言われている理由を解説します。

情報の根拠がはっきり示されない

「海外の最新論文ではこう言われている」「これは医師も認めている」といったフレーズだけが並び、具体的な論文名や学会名、ガイドラインが示されていない場合、視聴者は真偽を確かめることができません。

本当かどうか確認できない情報が連発されると、だんだんと「この人、本当に根拠があるのかな?」という不信感が蓄積されていきます。

商品やサービスとのつながりが不透明なケース


「このサプリを飲めば血糖値が安定します」「このオンライン講座で血糖コントロールの全てがわかります」などと有料のサービスや商品を紹介している場合は、その裏に経済的な関係があるのかどうかが重要になります。紹介料をもらっているのにそれを明記していなかったり、あたかも第三者的な立場から「たまたま良かったから紹介します」と見せていたりすると「怪しいビジネスでは?」と見なされることが増えます。

血糖おじさんの経歴

ここで、血糖おじさんの経歴を整理しておきます。血糖おじさんとして活動している薗田憲司(そのだ けんじ) さんは、日本医科大学の出身です。日本医科大学は、日本で長い歴史を持つ私立の医科大学のひとつであり、多くの臨床医がここで学び、卒業して現場に出ています。この大学で医学教育を受け、医師国家試験に合格したうえで、医師としてのキャリアをスタートさせています。

卒業後

卒業後は、東京臨海病院で初期研修を行っています。初期研修は、内科や外科など、さまざまな診療科を経験しながら、医師としての土台を固めていく期間です。その後、東京都済生会中央病院の糖尿病・内分泌内科で勤務しています。ここでは、糖尿病や甲状腺疾患など、内分泌系の病気を専門に診る診療科に所属し、多くの患者さんと向き合いながら経験を積んできました。

クリニックを開設

こうした勤務医としての時期を経て、自ら開院したのが「そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院」です。渋谷駅にほど近い場所にあり、一般的な内科診療に加えて、糖尿病や甲状腺などの専門的な診療も行うクリニックとして運営されています。現在はこのクリニックの院長として診療にあたりつつ、その知見をもとに動画やSNSでの発信を行っています。

まとめ

血糖おじさんは、糖尿病や血糖値、ダイエットに関する情報をわかりやすく伝えることに力を入れている糖尿病専門医です。日本医科大学を卒業し、東京臨海病院や東京都済生会中央病院での勤務を経て、現在は渋谷で「そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック 渋谷駅道玄坂院」の院長として診療を行っています。そのうえで、動画やSNS、書籍などを通して、多くの人に向けて情報発信をしている存在です。

大切なのは、「信じるか、信じないか」という二択ではなく、「どの部分を参考にして、どこから先は自分の主治医と相談するのか」という線を、自分の中に引いておくことだと思います。血糖おじさんの発信も、その線引きさえ意識しておけば、糖尿病や血糖値について考えるきっかけとして、うまく活用できるはずです。