中東では初めての開催となる、サッカーワールドカップ2022カタール大会が2022年11月20日に開幕します。7大会連続7回目の出場となるサッカー日本代表は、森保一監督のもと過去最高のベスト8以上を目指す戦いとなります。
今回は、ワールドカップで戦う日本代表サッカーのメンバー26人の中から、特に注目すべき選手3名をご紹介します。
2022年カタールW杯日本代表 サッカー メンバー
まずは、決戦の地・カタールで戦う26人の選手たちを一覧で紹介します。
所属チームで日本人史上初のCL3戦連続ゴールを記録している鎌田大地選手や、21歳の久保建英選手らが選出される中、2大会連続で日本のエースとして活躍した大迫勇也選手が落選したことが話題となりました。
海外では所属チームで好調を維持している古橋亨梧選手、旗手玲央選手(共にセルティック)が落選したことが驚きを持って紹介されています。
ポジション | 背番号 | 名前 | 所属 | 生年月日 | 年齢 |
GK | 1 | 川島永嗣 | ストラスブール | 1983/3/20 | 39 |
12 | 権田修一 | 清水 | 1989/3/3 | 33 | |
23 | シュミット・ダニエル | シントトロイデン | 1992/2/3 | 30 | |
DF | 5 | 長友佑都 | 東京 | 1986/9/12 | 36 |
22 | 吉田麻也 | シャルケ | 1988/8/24 | 34 | |
19 | 酒井宏樹 | 浦和 | 1990/4/12 | 32 | |
3 | 谷口彰悟 | 川崎 | 1991/7/15 | 31 | |
2 | 山根視来 | 川崎 | 1993/12/22 | 28 | |
4 | 板倉滉 | シャルケ | 1997/1/27 | 25 | |
20 | 中山雄太 | ハダースフィールド | 1997/2/16 | 25 | |
16 | 冨安健洋 | アーセナル | 1998/11/5 | 23 | |
26 | 伊藤洋輝 | シュツットガルト | 1999/5/12 | 23 | |
MF/FW | 7 | 柴崎岳 | レガネス | 1992/5/28 | 30 |
6 | 遠藤航 | シュツットガルト | 1993/2/9 | 29 | |
14 | 伊東純也 | Sランス | 1993/3/9 | 29 | |
18 | 浅野拓磨 | ボーフム | 1994/11/10 | 27 | |
10 | 南野拓実 | モナコ | 1995/1/16 | 27 | |
13 | 守田英正 | スポルティング | 1995/5/10 | 27 | |
15 | 鎌田大地 | フランクフルト | 1996/8/5 | 26 | |
24 | 相馬勇紀 | 名古屋 | 1997/2/25 | 25 | |
9 | 三笘薫 | ブライトン | 1997/5/20 | 25 | |
25 | 前田大然 | セルティック | 1997/10/20 | 25 | |
8 | 堂安律 | フライブルク | 1998/6/16 | 24 | |
21 | 上田綺世 | セルクル・ブリュージュ | 1998/8/28 | 24 | |
17 | 田中碧 | デュッセルドルフ | 1998/9/10 | 24 | |
11 | 久保建英 | レアルソシエダ | 2001/6/4 | 21 |
メンバー発表後、非常に心配なニュースが入ってきました。左SBのスタメンでの出場が想定されていた中山雄太選手が11月2日の試合でアキレス腱を負傷し、手術することが発表されました。
また、DFの冨安健洋選手が11月3日の試合で右ハムストリングスの負傷により途中交代をしています。
大会の規定としては初戦の24時間前までであれば負傷が原因の選手の入れ替えは認められているため、他の選手が召集されることとなりますが、日本代表としては非常な痛手となります。
カタールワールドカップ日本代表の注目の3選手
カタールワールドカップ日本代表の26名の中で、特に注目すべき選手は次の3選手です。
- 鎌田大地(かまだだいち)
- 遠藤航(えんどうわたる)
- 伊東純也(いとうじゅんや)
鎌田大地
今シーズン、20試合で12ゴール・3アシストとブンデスリーガで得点ランク上位に食い込むなど、キャリアの絶頂期にある状態でワールドカップを迎えます。
鎌田選手の魅力の一つは得点率が高いことです。この得点率はノルウェー代表のハーランド選手(マンチェスター・シティ)、ドイツ代表のレバンドフスキ(バルセロナ)たちをも凌ぐ5大リーグ随一と言われています。この得点能力について元フランス代表のレジェンド、ティエリ・アンリさんが「ゴールを決めることを誰よりも熟知している」と評価しています。
日本代表がベスト8以上に進出するためには鎌田選手がいかに活躍できるかによるところが大きいため、なんとか鎌田選手が活躍できる場面を一つでも多く作っていってもらいたいですね。
遠藤航
2年連続で一対一でボールを奪取する「デュエル」でブンデスリーガで1位となった「デュエルマスター」遠藤航選手は、森保監督となってから常に呼ばれ続けてきた数少ない選手で、日本には欠かせない選手です。
今季も所属チームではチームキャプテンを任せられ、チームに欠かせない活躍を見せています。中盤でしっかりと危険の芽を摘み取りながら、攻撃に転換するプレーが期待されています。
OAとして出場した東京五輪では、フランス代表のポール・ポグバ選手(ユヴェントス)のような推進力も見せました。ボランチとして日本代表の攻守のタクトを振り、勝利に導く活躍が期待されます。
伊東純也
50メートルを5秒台で駆ける「快足」ウイングは、W杯アジア最終予選、2勝2敗で迎えた第5戦のベトナム戦から4試合連続ゴールを記録し、日本を救う活躍を見せました。
特に第8戦のサウジアラビア戦は圧巻で、前半32分に最終ラインからの縦パスに追いつくと、クロスを供給し、先制点をお膳立てしました。さらに後半5分にはゴール前やや右から鮮烈なミドルを決めて勝利を引き寄せる活躍を見せ、ネットでは「もはや戦術は伊東」と言われるほど、大きな期待がかけられています。
本大会でも最終予選で見せた圧倒的なスピードを武器にグループリーグ突破、ベスト8入りに貢献してくれるでしょう!
最後に
今回は、サッカーワールドカップ2022カタール大会に臨む日本代表選手26名と、特に注目すべき3選手について紹介してきました。
どの選手が欠けても勝ち上がることは難しいワールドカップ ですので、チーム一丸となってまずは「死の組」と表現されるグループリーグを突破してもらいたいですね。